院長 勝見 泰和 写真

安全第一医療

宇治武田病院

院長
勝見 泰和

  • 1974年
    京都府立医科大学卒業 整形外科入局
  • 1980年
    オーストラリア留学
  • 1983年
    京都府立医科大学講師
  • 1989年
    明治鍼灸大学(現明治国際医療大学)教授
  • 2007年
    宇治武田病院 院長 就任
  • 2014年
    日本手外科学会特別会員

総合性ではなく専門性を追求した診療科

総合性ではなく専門性を追求した診療科

 「質の高い医療を提供する」、「快適な院内環境をつくる」、「患者さまに満足を提供する」、「地球にやさしい環境づくり」、「地域とともに歩む」以上5つのコンセプトを掲げ、平成19年4月に新築移転しました。現在、ほぼすべての診療科で専門性を重視した医療を提供しています。
医師をはじめとする職員には、自分の家族を大切にしてほしい。そして、患者さんも私たちの家族と考え、質が高く優しさのある医療サービスを施してほしいと伝えています。医療には不確実な部分が多く、蓋を開けてみたら実際の診断と違ったということも十分に起こり得ます。患者さんの心に寄り添って職員一人ひとりが最善を尽くし、ヒヤリ・ハットの事例を見逃さずに検討し、医療事故を防ぐことに努力しています。私自身もいち整形外科医として患者さんと接し、現場の声に耳を傾けるようにしています。しかしながら、日本では「信頼できる先生にすべて任せる」という傾向があり、まだまだインフォームド・コンセントが浸透していません。充分な説明と丁寧な対応でもって、患者さんやご家族もチーム医療の一員である、という認識をもっと広めていきたいと考えています。

充実の設備や空間が専門医の技術を後押し

●専門性の高い技術と医療設備
当院は日本整形外科学会の教育研修施設であり、人工関節などの関節外科や手外科、スポーツ整形外科に専門医を配して最新学術を取り入れた治療を行っています。ほかの診療科においても知識と技術の両面で専門性を高め、地域の皆さまに貢献できるよう努めています。また、西日本で初めて導入したトモセラピーをはじめ、最新式の多目的オールデジタルX線TV、世界最高水準のマルチスライス技術が搭載されたヘリカルCTといった医療機器を備え、さまざまな疾患に対して低侵襲かつ的確な検査・治療ができることが当院の強みです。

●患者さん本位の各センター
50床分の全自動透析機を備える透析センターには、豊富な透析医療のキャリアを有するスタッフがスタンバイ。患者さんご本人にデータを開示することで、自覚を持って治療に参加してもらっています。透析治療を快適に受けていただくための配慮と環境づくりも怠りません。放射線治療センターには強度変調放射治療器トモセラピーをいち早く導入。がん腫瘍の大きさや形に合わせてピンポイントで照射しますので、患者さんへの負担を最低限に抑えることができ、根治治療から痛みの緩和治療まで幅広く効果的な放射線治療が行えます。

●明るく開放的な病室や空間
患者さんに癒しと安らぎを感じていただきたいとの思いから、外来のロビーや病棟の廊下、食堂談話室などを明るくゆったりとした構成に。なかでも病室は入院患者さんの“住まい”となりますので、窮屈感がないように4人部屋でも1床8平米と空間にゆとりをもたせています。開放的な屋上庭園や図書センター、種類豊富に揃うベーカリーカフェなども、患者さんやお見舞いに来られた方から喜ばれています。

当院の医療には思いやりと信念が必要不可欠

当院の医療には思いやりと信念が必要不可欠

 アットホームな雰囲気で、医師にとっても居心地の良い病院であると自負しています。正直に申し上げると、お金儲けを第一に考える医師は当院には不向き。地域の皆さんに良い医療を提供したいという思いと信念を持って、患者さんに優しく接することができる医師を求めています。その働きと成果に対して適切な評価を行ったうえで年俸を決めていますから、頑張りがいはありますし、努力次第でどんどんステップアップできます。医師がいつでも自分の家庭を顧みることができる環境であるように、職場の雰囲気づくりに注力します。
 現在は急性期の治療を主としていますが、国全体の方針でもある在宅医療に向けた回復期の治療、リハビリに一層力を入れていかねばなりません。そのためにも、多彩な専門性を持った医師の力が必要です。個人的にも研究を続けている安全医療についても全職員で認識を高めて、より安全で安心できる医療を提供していきます。

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※2015年9月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございますので、予めご了承ください。

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