前職では大阪のクリニックで働いていました。上司となるドクターは自身の中で確固たる考えを持っており、どうしても仕事における自由度が低かったため、独立・開業を考えていたのです。その時に出会ったのが理事長の山上先生で、開業を支援してくれること、報酬もしっかりいただけること、そして何より医療やクリニックの方針に関しては全て私に任せてくれることに大きな魅力を感じ、三重県名張市で開業することを決意しました。
この判断は、間違いなく正解でしたね。まず、隅々まで自分の考えを反映したクリニックをつくれたことです。自分自身で図面を描き、青を基調に、魚をモチーフに、などディテールを決めていきました。今の職場はまさに自分の図面が具現化したもので、愛着は人一倍強く、これまでになく高いモチベーションで働くことができています。
現在、名張市には小児科が少なく、みらいのこどもクリニックにいらっしゃる患者さんは年々増え続けています。患者さんと距離が近く、誰もが気軽に訪れやすい空間をつくりたかった私にとっては非常に喜ばしいことですね。設立して歴史が浅いので、伸びしろはたくさんあります。今後も自分で考え、トライしながら、クリニックのポテンシャルをどんどん引き出していきたいです。