犬山市に限らず、周辺の市町村の皆様にとっての総合病院として認知されている当院は、22の診療科で構成されています。これまで患者さまの立場に立った医療を推進してきましたが、この姿勢は今後変わりません。ただ、患者さまからのニーズは年々変化しているので、姿勢を貫くだけでなく、今一度、全ての診療科の目線を合わせ、柔軟さに一層の磨きをかけたいと考えております。
その中で大切にしたいのは、患者さまとの距離の近さ。たとえば私の専門科目である呼吸器科。もともと犬山市は統計的にアレルギー患者が多く、今後もさらに力を入れなければならない分野であると考えています。そこで、患者さまに寄り添った治療を施し、一人でも多くの方が健康的な毎日を過ごせることに貢献できれば、私たちの使命を果たせたと言えるのではないでしょうか。もちろん、現在ではこの使命を果たしたとは考えておりません。私たちには、変化と進化を遂げ続けなければならない理由が明確にあるのです。
これらの点を実現するためには、ドクターのさらなる採用が必要不可欠です。総合犬山中央病院ならではのチーム医療を一層進歩させるためにも、一人でも多くの有能な人材をお迎えしたいと考えています。もちろん、現職の方々に対するフォローもさらに強化して、常に安心して働ける病院づくりを推進していきます。