病院長 神谷保廣 写真

職員全員でつくる、地域の理想的な医療。

名古屋市立緑市民病院

病院長
神谷保廣
  • 1977年
      名古屋市立大学 医学部 卒業
  • 1977年
      名古屋市立大学病院第1外科研究員として勤務開始
  • 1988年
      刈谷総合病院(現:刈谷豊田総合病院)にて勤務開始
  • 2001年
      掛川市立総合病院にて勤務開始
  • 2011年
    名古屋市立緑市民病院にて勤務開始

当院はまさに“これから”。

当院はまさに“これから”。のイメージ写真

 名古屋市立緑市民病院が医療法人純正会の指定管理になったのは2012年4月のことです。職員のほとんどが入れ替わり、正真正銘・新たなスタートを切りました。民間の医療機関から転職してきた人が多く“医療はサービス業である”という意識が院内に浸透し始め、それに伴い患者さまの数も着実に増加。救急の受け入れ体制の強化も推進して、現在は年間1000台前後を受け入れています。
 自身の将来を真剣に考え、転職活動をしている皆さんだからこそ包み隠さずお伝えしますが、指定管理になった時は「民間になることで医療やサービスの質は低下する」という風評被害があり、患者さまの数もごくわずかにまで落ち込んだことがありました。しかしそれは間違った先入観で、現在の名古屋市立緑市民病院が何よりの証拠です。今後は院内の電子化、公益財団法人日本医療機能評価機構からの受審、DPCという3つの項目を重視した活動を展開していきます。職員全員で力を合わせ、情報を交換しながら進める究極のチーム医療で、これらの目標を達成したく考えています。電子カルテについても、定期的に会議を行い、プロジェクト発足後1年9ヵ月で基本的なシステム確立を実現。各現場のドクターや看護師も、混乱を生じることなく、スムーズに導入しています。名古屋市立緑市民病院は、まさに“これからの病院”です。

風通しの良さを活かした地域密着型医療。

【1】在宅医療を織り交ぜた診療体系
 当院を“地域包括ケア病院”と掲げ、今後増床する150床の急性期病床と55床の地域包括ケア病床の活用を通じ、地域の皆様が望む医療の形を創造しています。また、高齢化社会が進む今、在宅医療の推進は大きなテーマ。急性期・慢性期問わず全ての患者様にしっかりと医療を提供できるよう、社会のニーズをリサーチし、吸い上げ、院内で検討し、医療の在り方を変える。そんな取り組みを積み重ねることで、病院としての成長を一歩ずつ実現。この柔軟さもまた、当院の大きな武器ではないでしょうか。
【2】誰もが意見を出し、実行できる風土
 時代に合った医療を創造するためには、年齢・役職関係なく全てのドクターが自由闊達に意見を発信し、実行できる環境が必要だと考えています。当院は職員にとって風通しのいい病院づくりを推進しており、転職者の中には「やりたいことがこんなに早くできるとは」と驚く人も少なくありません。これも、指定管理を受けてリセット・リスタートを切り“名古屋市立緑市民病院の医療は職員全員の手でつくり、はぐくもう”という風土が浸透しているからこそ。医療づくりに参加し、長い目で病院を育てる醍醐味を感じられるのは大きな魅力だと確信しています。
【3】転職者が円滑にスタートを切れる環境
 当院で働く多くの職員は、他の医療機関から転職してきた人です。彼らは“これから受け入れる転職者もスムーズなスタートを切れるように”と、教育・研修制度を構築したり、積極的に話しかけてメンタルをサポートする環境づくりを推進したりしています。転職者は当院にとって即戦力。“即”という文字がつくだけに、1日でも早く自身のポテンシャルを100%発揮していただきたい。そのための環境を構築していることは、当院にとっても、患者さまにとっても大きな魅力であると感じています。

普段の医療、救急医療、在宅医療の強化を。

普段の医療、救急医療、在宅医療の強化を。のイメージ写真

 今後は、大規模な病院ではできないきめ細やかな医療を提供することを目指していきます。今、この地域にはどんな医療を提供すべきか?将来を見据え、近隣にある大学病院や医療機関の特徴なども考慮しながら、名古屋市立緑市民病院の立ち位置を明確にすることが重要です。そのために今推進しているのが、普段の医療、救急医療、在宅医療などの見直しと強化。新しいスタートを切って数年しか経っておらず、伸びしろがたくさんあるだけに、病院と地域の未来を創造する醍醐味を感じていただけるはず。“今よりも患者さまに寄り添った医療を行いたい”“自身の手で医療を育てたい”などの想いをお持ちのドクターにとって、当院は絶好の環境であると確信しています。病院全体としても職員にやさしい環境づくりを推進しており、待遇・福利厚生や休日・休暇など様々な面における充実化を推進。腰を据えて働くつもりで入職していただけたら幸いです。

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※2015年9月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございますので、予めご了承ください。

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