私たちが今後大切にするべきことは、救急医療、そして先進的な医療と予防医療の3つです。これらを通じて地域が求める医療を提供し、多くの方々に貢献することが総合大雄会病院の使命であると考えています。たとえば救急医療。現場の担当を研修医が担っている病院が多い中、当院では救命救急センターに24時間救急専門の医師を配置しています。これにより、いつでも高度な医療を受けられることを可能にし、地域の方々に大きな安心を提供することができています。また、先進的な医療に関しては、2014年に遺伝相談室を設立しました。今後は遺伝子に関する知見と研究を積み重ねることが必要不可欠。遺伝子検査・カウンセリングとともに予防治療の幅を広げながら、さらに高い専門性を得たいと考えています。
予防医療については健診センターを設立していますが、さらなる充実化が命題であると感じています。今後は予防に関する関心が社会で高まってくると考えており、そこから派生するニーズに応えられる体制づくりが急務です。
“総合大雄会病院”の存在と信頼を高め、地域の中核病院としてさらに成長し続けられるよう努めています。