当院は、船橋市、柏市、鎌ヶ谷市、印西市に隣接した千葉ニュータウンの一角に位置する、約10万人の診療圏の中核病院です。近隣の日本医科大学千葉北総病院、東京女子医科大学八千代医療センター、東京慈恵会医科大学柏病院などと連携をはかりながら、患者さんの意思を尊重し、安心・安全で質の高い医療を提供すること、患者さんだけでなく、職員の働きがい、やりがいなど、満足度の高い病院運営を目指しています。
当院は、二次救急病院の指定を受けていますが、マンパワー不足などの理由から、夜間などの救急応需が困難なときもあります。そのため、直近の課題としては、地域の二次救急の輪番にも参加できるような外科系、内科系体制の確立があげられます。
現在、白井市の中心地に新病院を建設中で、2016年末の開院を予定しています。病床数は変わりませんが、延床面積は2.5倍になりますので、急性期医療を中心とした病院機能の充実にも力を入れていきたいと考えています。具体的には、内科系、外科系、小児科や透析部門、健診部門を充実させること、地域からの要望も高い、整形外科、眼科、婦人科、皮膚科の常勤化、耳鼻咽喉科、呼吸器内科などの開設を目指したいと考えています。もちろん、この他の診療科についても開設を前向きに検討していく考えで、将来的には特化した領域の新設も視野に入れています。
現在、病院改革を進めるなかで、2015年10月には病院機能評価を新規受審予定です。1年半かけて病院機能の総点検と改善をはかるなかで、スタッフ一同、士気が高まっています。