IMS(イムス)グループは、板橋中央総合病院を中心として、関東一円、東北、北海道に医療施設34施設、介護施設24施設、クリニック・ドック検診施設15施設を有し、医療・介護・福祉を総合的に提供しています。そのなかで、イムス札幌消化器中央総合病院は、数年前から「急性期医療の総合病院」を目指し、変革を進めてきました。現在はまだ慢性期医療を行っていますが、2016年春に新棟ができ上がり、急性期対応の手術室、CT、救急センターなどがより充実するとともに、オール急性期医療の病院へ変わっていきます。
急性期総合病院への第一歩として、この数年はまず、私の専門である消化器内科、隣接する消化器外科に注力してきました。現在は、消化器内科11名、消化器外科6名と、民間病院ではかなり充実した陣容に成長し、札幌市内だけでなく、市外からも紹介状を持たずに患者さんがいらっしゃるような科となりました。今後は、二つの科をさらに強化するとともに、2015年に放射線科、外科、脳神経外科を立ち上げたように、順次科を増やしていきます。同時に、救急専門医資格をもつ2名の消化器内科医が常勤医として現在勤務しており、よりスムーズな救急体制を整えて、救急隊の間で「お腹が痛かったらイムスに行け」と言われる病院を目指します。グループの手厚いバックアップのもと、私たちが心がける「低侵襲な医療」を実現するため、最新設備・機器に惜しみなく投資できる体制を整えているのも私たちの大きな特徴です。