病院長 丹野 誠志 写真

大学病院レベルの消化器領域に続き、他も育てたい

医療法人社団 明生会 イムス札幌消化器中央総合病院

病院長
丹野 誠志

  • 1990年
    旭川医科大学医学部卒業
  • 1991年
    遠軽厚生病院 内科
  • 1998年
    米国フォックスチェイス癌センター
  • 2001年
    旭川医科大学医学部附属病院 第3内科・助手
  • 2004年
    旭川医科大学病院 総合診療部 講師
  • 2007年
    旭川医科大学病院 総合診療部・准教授
  • 2010年
    イムス札幌消化器中央総合病院

急性期医療の総合病院を目指しています

急性期医療の総合病院を目指しています

 IMS(イムス)グループは、板橋中央総合病院を中心として、関東一円、東北、北海道に医療施設34施設、介護施設24施設、クリニック・ドック検診施設15施設を有し、医療・介護・福祉を総合的に提供しています。そのなかで、イムス札幌消化器中央総合病院は、数年前から「急性期医療の総合病院」を目指し、変革を進めてきました。現在はまだ慢性期医療を行っていますが、2016年春に新棟ができ上がり、急性期対応の手術室、CT、救急センターなどがより充実するとともに、オール急性期医療の病院へ変わっていきます。
 急性期総合病院への第一歩として、この数年はまず、私の専門である消化器内科、隣接する消化器外科に注力してきました。現在は、消化器内科11名、消化器外科6名と、民間病院ではかなり充実した陣容に成長し、札幌市内だけでなく、市外からも紹介状を持たずに患者さんがいらっしゃるような科となりました。今後は、二つの科をさらに強化するとともに、2015年に放射線科、外科、脳神経外科を立ち上げたように、順次科を増やしていきます。同時に、救急専門医資格をもつ2名の消化器内科医が常勤医として現在勤務しており、よりスムーズな救急体制を整えて、救急隊の間で「お腹が痛かったらイムスに行け」と言われる病院を目指します。グループの手厚いバックアップのもと、私たちが心がける「低侵襲な医療」を実現するため、最新設備・機器に惜しみなく投資できる体制を整えているのも私たちの大きな特徴です。

消化器内科では、大学病院から紹介を受けることも

 消化器内科、消化器外科については、すでに大学病院とまったく変わらないレベルの医療を実現できていると自負しています。その証拠に、特にすい臓、胆道などの内視鏡手術では、大学病院から紹介を受けるケースも出てきています。

●さまざまなタイプの内視鏡を揃えています
 消化器内科・外科で重要なのは、最新機器・器具の導入です。この病院には超音波内視鏡、ダブルバルーン内視鏡など、さまざまなタイプの内視鏡を揃えており、あらゆる消化器の穿刺、ドレナージ、全消化管のESD、すい臓・胆道のインターベンショナルEUSなどに対応できる体制を整えています。これらの治療・手術に数多く当たることで、医師たちのスキルは着実に向上し、ノウハウがどんどん蓄積されています。また、実績が口コミで広まり、札幌市内外の患者さんが増えています。

●最新スパイグラスで、胆道の大結石を除去する手術も
 内視鏡だけでなく、カテーテル、ガイドワイヤーなどの処置具や器具、治療環境も最新技術を積極的に取り入れており、合わせて患者さんに優しい治療法を日夜研究しています。たとえば、カテーテルは内廔処置が中心となっていますし、肝臓がんに対しては最新カテーテルを使用するTACE(肝動脈化学塞栓療法)が可能です。さらに、最新スパイグラスのホルミウムレーザーで胆管の大結石を治療するといった手技難易度の高い手術も行っています。また、透析治療については、全国でも珍しい個室型の透析室を33室用意しており、プライバシーに十分に配慮された空間で落ち着いて透析治療が受けられるようにしています。

 急性期の患者さんは、何より対応スピードが問われます。その場で必要と判断すれば、ハイリスクな治療にも積極的にチャレンジするのが私たちのスタンス。今後も最新機器を導入し、技術の幅を広げることで、「他では治療できない症例にも対応できる消化器内科」の看板を大きく掲げていきたいと考えています。

自ら組織を立ち上げたい優秀な医師をバックアップしたい

自ら組織を立ち上げたい優秀な医師をバックアップしたい

 今後も消化器内科・外科はもちろん強化を進めていきますが、一方で他の診療科の発展も積極的に進めていきます。消化器内科に隣接する循環器内科、呼吸器内科はもちろんのこと、他のあらゆる科についても、良い先生さえ見つかれば注力したいと考えています。優れた技術を備え、自らチームを組織していきたいという高いモチベーションをお持ちの方がいらっしゃったら、ぜひイムス札幌消化器中央総合病院の門を叩いてください。医療機器、設備、器具などのハード面でも、メンバーの採用といったソフト面でも、しっかりとバックアップします。なお、この病院ではさまざまな大学出身のドクターが働いており、大学医局の派閥などは一切ありません。岸先生のように道外の大学出身者も多く在籍しており、どこからでも広く医師を受け入れています。また、この病院では学術面も重視しており、学会での報告や論文発表を奨励しています。さまざまな方面でチャレンジしたい方をお待ちしています。

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※2015年9月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございますので、予めご了承ください。

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