皮膚科の医師求人・転職
皮膚科は、大きく一般皮膚科と美容皮膚科に分けられます。一般皮膚科は、アトピー性皮膚炎など皮膚疾患の外来診療を中心に担当しますが、病院では他科入院患者の褥瘡管理のための回診を担当する場合もあります。一方、美容皮膚科はクリニックごとに各種レーザーやケミカルピーリングなど、求められるスキルも異なってきます。自由診療を行っているケースも多いため、カウンセリング能力も求められます。『医師・歯科医師・薬剤師統計』(厚生労働省、2020年) によると、医療施設に従事する全医師数32万3700人のうち、皮膚科医は9869人(3.0%)となっています。全男性医師に占める男性皮膚科医の割合は2.0%、全女性医師に占める女性皮膚科医の割合は6.7%です。男女合わせた皮膚科医の平均年齢は51.0歳となっています。また、『病院における必要医師数調査結果』(日本医師会、2015年)によると、皮膚科の現員医師数2324人(常勤換算)に対する必要医師数の倍率(常勤換算)は1.08倍となっており、全科の中での求人ニーズはやや控えめです。
検索結果217件
JOB370382
- NEW
- 常勤
皮膚科 ※クリニック外来のみ ※週4日~可
JOB370382
- 勤務地
-
千葉県船橋市
- 野田線
- 施設種別
- クリニック
- 募集科目
- 皮膚科
- 業務内容
-
クリニック外来
- オンコール対応なし、当直なし
- クリニック外来担当業務: 一般外来業務
- 一般外来想定外来患者数: 30名/コマ~40名/コマ
- 求める経験
スキル -
祝日勤務可能な方歓迎
- 皮膚科の経験歓迎
JOB499311
- NEW
- 常勤
皮膚科 23区内の総合病院 専門医以上の方
JOB499311
- 勤務地
-
東京都板橋区
- 都営地下鉄三田線
- ※自動車通勤可
- 施設種別
-
一般病院
- 500床以上、2次救急
- 募集科目
- 皮膚科
- 業務内容
-
病院外来、病棟管理
- オンコール対応なし、当直なし
- 病院外来担当業務: 一般外来業務
- 一般外来想定外来患者数: 15名/コマ~20名/コマ
- 病棟管理担当病棟: 一般病棟
- 求める経験
スキル -
専門医優遇
- 皮膚科の経験歓迎
- 取得できる資格: 無し
- 給与
-
800万円~1,800万円
- 10年目給与例: 1,200万円~
- 通勤交通費: 上限なし全額支給
- 学会補助あり
- 週勤務日数
-
週5.0日
- 年間休日123日
- 研究日あり
- 勤務時間
-
8:30~17:00
- 休憩60分、実働7時間30分
- 託児所あり
JOB572971
- 常勤
皮膚科・美容皮膚科
JOB572971
- 勤務地
-
東京都渋谷区
- 井の頭線/銀座線/半蔵門線/田園都市線/東横線/埼京線/JR山手線/副都心線
- 施設種別
- クリニック
- 募集科目
- 皮膚科
- 業務内容
-
クリニック外来
- オンコール対応なし、当直なし
- クリニック外来担当業務: 一般外来業務
- 一般外来想定外来患者数: 0名/コマ
- 求める経験
スキル -
・皮膚科後期研修終了以上の方で自由診療に抵抗ない方
・美容皮膚科がご専門で皮膚…
- 形成外科、皮膚科、美容外科・美容皮膚の経験歓迎
- 定年後再雇用あり
検索結果217件
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実録・私のキャリアチェンジ
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年収事情
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皮膚科医の年収を年代別に見ると、20代では「1,000万円未満」が50%、「1,000万円以上~1,500万円未満」が50%であるものの、30代になると「1,500万円以上~2,000万円未満」の割合が58%に達し、40代になれば71%にまで上昇します。50代では「2,000万円以上」の大台を突破する人もおり、経験を重ねるにつれて年収水準がアップしていることがわかります。順調にキャリアを積んでいけば相応の年収水準に達するのが、皮膚科医の特徴と言えそうです。地域別に見ると、サンプル数が比較的多い関東では「1,000万円未満」が13%、「1,000万円以上~1,500万円未満」が27%、「1,500万円以上~2,000万円未満」が53%、「2,000万円以上」が7%となっています。ただし、特に美容皮膚科はニーズが高い大都市圏に集中する傾向があり、データに影響を与えている可能性も考えられます。医療施設ごとに見ると、「1,500万円以上~2,000万円未満」の割合は病院もクリニック・その他も同程度です。具体的には、200床未満の病院では50%、200床以上の病院では60%、クリニック・その他では55%となっています。なお、「2,000万円以上」はクリニック・その他で10%となっているものの、病院ではデータがなく、クリニック・その他のほうが年収水準は高い傾向にあるようです。
転職動向
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■皮膚科の転職動向
人気の高い診療科でありながら、すでに枠が埋まっている感もあり、求人数はそれほど多くはありません。皮膚科医の職場は、大きく分けて一般病院と美容皮膚科(多くは診療所)の2つです。一般病院での診療内容は、アトピー性皮膚炎をはじめとした皮膚疾患の治療が主です。美容皮膚科では、ケミカルピーリング、各種レーザーの使用、小手術などの技術とカウンセリング能力が求められます。
■若手医師や女性医師にも人気の診療科
専門クリニックの場合、緊急性の高い案件が少なく外来中心で診療できるため、若手医師や女性医師にも人気が高く、求人枠が埋まるのも早い傾向です。総合病院の皮膚科の定員枠は1~2名程度が多く、求人自体があまり多くはありません。また、専門医資格取得のために1年以上の研修が定められている主研修施設は、そのほとんどが大学病院のため、専門医資格取得を目指しての転職には向かない診療科目だといえます。総合病院・専門クリニックいずれの場合も、皮膚科領域の手術、レーザー治療、重症熱傷、特殊な皮膚科治療などの症例経験を積んでいれば差別化のポイントになります。
■美容皮膚科では接遇もポイントに
美容皮膚科も人気の職場になってきていますが、美容皮膚科独特の技術が必要とされることには注意が必要です。自由診療の割合が高いだけに、医療のスキルだけでなくコミュニケーション能力や顧客サービスの意識も求められ、その評価次第で報酬なども変わってきます。多くのクリニックが経験豊富な即戦力を求めていますが、中には転科希望の医師に対する研修制度を整備しているクリニックも存在します。