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地域医療情報システムによると、医療介護需要予測指数（2010年＝100）でみると、2020年には医療で114、介護で146となっており、全国平均を上回った需要予測になっています。厚生労働省が2010年に実施した「病院等における必要医師数実態調査」で非常勤の必要医師数（週当たり延べ勤務時間数を40時間で除して換算）を見てみると、全国の非常勤の必要医師数1628.4人中、大阪府は127.0人。全体の7.799%を占め、全国で多い順に2番目、関西エリア内で1番目の数値となっています（ちなみに全国で最も多いのは、東京都189.3人〈11.625％〉、最も少ないのは岩手県3.0人〈0.002％〉）。二次医療圏別に見てみると、大阪市が44.9人と飛び抜けて多く、続く豊能19.4人、中河内19.0人を大きく引き離しています。調査時点で二次医療圏8に対し、すべての地域で非常勤医師の募集があったものの、需要は人口の規模が最も大きい大阪市に一極集中していると言えそうです。

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厚生労働省の公式発表（2010年「病院等における必要医師数実態調査」）によると、大阪府の非常勤を含めた現員医師数に対する必要医師数の求人倍率は1.12倍で、全国平均の1.14倍を大きく上回っています。アルバイトの時給は約9500円が平均的な給与水準です。これは、関西エリアの平均約9000円を上回り、全国平均の約9600円を下回る水準となっています。給与額の平均は全国水準より若干低いですが、個別に見てみると、府内全体の約62％の求人については、給与額が全国平均より上回っており、需要と供給のバランスに著しい崩れはないようです。なお、大阪府の時給換算給与額で、最も高いのは約2万円でした（給与額はすべて2016年9月8日現在。リクルートドクターズキャリアに掲載されているアルバイト求人約5000件のデータ分析による）。