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厚生労働省が2010年に実施した「病院等における必要医師数実態調査」より、非常勤の必要医師数(週当たり延べ勤務時間数を40時間で除して換算)を見てみると、全国の非常勤の必要医師数1628.4人中、広島県は32.5人。全体の1.996%を占め、全国で多い順に19番目、中国・四国エリア内で5番目の数値となっています(ちなみに全国で最も多いのは、東京都189.3人〈11.625%〉、最も少ないのは岩手県3.0人〈0.002%〉)。 二次医療圏別に見てみると、福山・府中12.8人と広島11.9人が飛び抜けて多く、この2地域に需要が集中しています。なお調査時点では、広島西は求人がなく、備北も0.4人でした。両エリアは、そもそも現員の非常勤医師も少ないので、今後もニーズは低そうです。

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  • 広島県のアルバイト求人は、時給換算で約9200円が平均的な給与水準です。これは、中国・四国エリアの平均約8800円を上回り、全国平均の約9600円を下回る水準となっています。厚生労働省の公式発表(2010年「病院等における必要医師数実態調査」)によると、広島県の求人理由で最も多かったのは「現員医師数の負担軽減(患者数が多い)」22.8%で、ついで「退職医師の補充」19.4%でした。患者数に対して医師数が不足しており、世代交代も必要でニーズが高いこと、また同エリア内で最低賃金が高いクラスであることが、エリア内での給与水準を上げている要因と考えられます。 なお、広島県の時給換算給与額で、最も高いのは約1万6700円。全国平均以上は全求人の57.4%でした(給与額はすべて2016年9月8日現在。リクルートドクターズキャリアに掲載されているアルバイト求人約5000件のデータ分析による)。

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