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厚生労働省が2010年に実施した「病院等における必要医師数実態調査」より、非常勤の必要医師数(週当たり延べ勤務時間数を40時間で除して換算)を見てみると、全国の非常勤の必要医師数1628.4人中、岡山県は37.0人。全体の2.272%を占め、全国で多い順に15番目、中国・四国エリア内で4番目の数値となっています(ちなみに全国で最も多いのは、東京都189.3人〈11.625%〉、最も少ないのは岩手県3.0人〈0.002%〉)。 科目別では一般内科7.9人、外科5.5人の順に多く、次いで精神科、小児科と続いています。 二次医療圏別に見てみると、県南東部が19.8人と飛び抜けて多く、続く県南西部が8.7人、高梁・新見が4.2人を大きく引き離しています。非常勤医師の幅広い働き方を求めるなら、求人の多い県南東部にチャンスが多いでしょう。

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高給与求人

  • 厚生労働省の公式発表(2010年「病院等における必要医師数実態調査」)によると、岡山県の医師の平均年収は1252万円で、中国エリアの平均1235万円と全国平均1206万円の両方とも上回っています。アルバイト求人は、時給換算で約8900円が平均的な給与水準です。これは、中国・四国エリアの平均約8800円を上回り、全国平均の約9600円を下回る水準となっています。なお最も高いのは、約2万6700円でした(給与額はすべて2016年9月8日現在。リクルートドクターズキャリアに掲載されているアルバイト求人約5000件のデータ分析による)。 岡山県の求人理由で最も多かったのは「現員医師数の負担軽減(患者数が多い)」29.5%で、ついで「現員医師数の負担軽減(日直・宿直が多い)」18.5%でした。医師不足に加え、求人数も全国15番目と比較的多いこともあり、エリア内での給与水準が押し上げられているようです。実際、時給換算給与額は、全求人の53.7%が全国平均より上回っています。

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