内科(診療部長) 神田大輔 写真

やりたい医療を実践できる環境を整えてくれる病院

医療法人社団協友会 彩の国東大宮メディカルセンター

内科(診療部長)
神田大輔

  • 1994年
    群馬大学医学部卒業、同大学医学部付属病院第一内科入局
  • 2002年
    群馬県済生会前橋病院 消化器内科 医長
  • 2008年
    群馬県済生会前橋病院 消化器内科 部長
  • 2010年
    東大宮総合病院(現:彩の国東大宮メディカルセンター)入職

専門性を高めながらもジェネラルな視点を持って

専門性を高めながらもジェネラルな視点を持って

 私は長く群馬県内の病院に勤務した後、当院に入職しました。当院を選んだのは、私がこれまで実践してきた医療をさらに充実させ、積極的に取り組める環境があると感じたからです。それが私自身にとって大きなモチベーションになりました。
 当院へ着任後、最初に在籍したのは総合診療科でした。これまで消化器内科医として長く経験を積んでいましたので、最初はさまざまな患者さんを診る大変さもありました。しかし、これからの少子高齢化時代には、医師一人ひとりが専門性を持つとともに、ジェネラルな視点が求められます。特に埼玉県は全国のなかでも急速な高齢化の進展、医師不足などの問題を抱えており、高い専門性とともに包括的な診療ができることも今後重要になってくると感じています。私自身、総合診療科での経験を通じて、幅広いスキルを身につけることができ、大変勉強になりました。現在は内科部長とともに診療部長を兼務しており、研修医の教育などにも携わっています。

「地域医療への貢献」を実感できる顔の見える病診連携

 当院は地域密着型の病院として、地域の開業の先生方からの紹介患者さんは積極的に受け入れています。私が着任時からとくに「顔の見える関係」作りを大切にしており、実際に当院からの逆紹介を快く受けていただいたり、開業の先生から紹介を受けたりしたときには頼りにされていると実感することもできます。また、患者さんが在宅に戻る際、家族が不安を抱えているときにも、よく知っている開業の先生であれば、「あの先生なら大丈夫」と自信を持って声をかけてあげられます。その後、自宅での療養がうまくいっていると聞くと、地域医療における自分の役割を再認識することができ、それが医師としてのやりがいにも繋がっています。
 当院は7月に新病院に移転して医療設備が非常に充実しました。PET-CT、手術室6室、外来化学療法室20床をはじめ、放射線治療装置など、がんの診断から治療まであらゆる設備が揃っています。500床規模病院でなければ揃わないような医療設備を337床の病院で利用できることは、医師にとって非常に贅沢な環境だと感じます。また、病院設備の充実だけでなくスタッフの動線も非常に工夫され、大変仕事がしやすくなりました。

アットホームさと医療設備の充実の両面を備えた病院

アットホームさと医療設備の充実の両面を備えた病院

 当院は医局が全診療科共用のため、たとえば他科医師に担当患者さんの合併症治療を依頼するときに、医局で事前に声をかけあったり相談したりしています。私自身の印象ですが、500床以上の大病院では医師数も多く、気軽にコミュニケーションを取ることが難しいと感じることがあります。逆に小規模病院では医療設備面で不十分さがあるように思います。当院は医師同士のコミュニケーションが円滑で、アットホームさがありながら設備や機能面で大病院と同等に非常に充実しているという、双方のよい面を兼ね備えていると思います。
 当院では医師同士だけでなく多職種によるチーム医療も活発で、栄養サポート、口腔ケア、感染対策、褥瘡対策、呼吸ケアサポート、糖尿病療養、がんリハビリテーション、緩和ケアなどさまざまなチームが活動しています。さらに、他職種が非常に協力的でチーム医療を受け容れる雰囲気があります。チーム医療に積極的な医師は大歓迎です。もちろん、新しいチーム医療を立ち上げるにあたっても、病院スタッフが全面的に協力してくれます。「自分が望む医療」を話してもらえれば、そのための環境を作ってくれる病院です。
 また、当院は医局に所属する医師が少なく、一定の経験がある医師のほとんどが専門医資格を取得しています。医局を離れると専門医資格を取得するための学会発表や論文作成などの機会が減ってしまうことを危惧される方もいますが、当院の場合は若手医師の専門医資格取得が積極的に奨励されていて、医局への所属の有無に関わらずバックアップ体制が整っています。

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※2015年9月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございますので、予めご了承ください。

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