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指導体制と専門医取得できる環境が魅力で、シニアレジデント1年目に入職

社会医療法人財団 石心会 第二川崎幸クリニック

小根山 正貴

  • 2006年
    日本医科大学医学部医学科卒業
  • 2008年
    板橋中央総合病院初期臨床研修医修了
  • 2011年
    石心会 川崎幸病院シニアレジデント修了
  • 2011年
    石心会 川崎幸病院 外科

運命的な出会いで、入職を決意。専門医取得には最適の職場環境

運命的な出会いで、入職を決意。専門医取得には最適の職場環境

 「第二川崎幸クリニック」は、川崎幸病院の外来部門であった川崎幸クリニックから、外来外科系診療科と健康診断等を移設して、2015年7月に開設されたばかりです。私は、この第二川崎幸クリニックと川崎幸クリニックで外科系の外来診療、川崎幸病院では外科手術にあたっています。
 川崎幸病院に入職したのは2008年。初期研修が修了し、シニアレジデントになる際に川崎幸病院へ移りました。選んだ理由は、将来を見据えてのこと。実家が医師の家系ではありませんので、若いうちに外科医としてのスキルを磨くチャンスがあり、専門医取得をサポートしてくれる病院を希望していました。具体的には、執刀できる症例数が適切であること、指導体制がしっかりしていること、先進的な医療を行っていること、専門医の取得のための支援体制があること。もちろん、シニアレジデント1年目の医師を受け入れてくれることも重要でした。
 そんななか、自分の希望をほぼ叶えられたのが川崎幸病院。面接したその日には入職を決定していました。当時の建物は古く、少し心配しましたが、先進的な設備で最先端の手術が行われていたことに驚きました。加えて、関川院長(当時は川崎幸病院の外科部長)の患者さんへの思いや医療に対する考え方、早くから内視鏡手術に着目した先見性、手術医としてのスキル、指導医としての熱意と実績が決め手になりました。ちょうど積極的に医師を採用しようとし始めたときで、偶然というべきか運命的というべきか、ラッキーでしたね。

専門医をすべて取得することが当面の目標。将来は出身地での開業も視野

 現在は、金曜日に第二川崎幸クリニックで2コマ、川崎幸クリニックで1コマの外来、その他は年間150例ペースで執刀にあたっています。今秋にも第二川崎幸クリニックで日帰り手術が可能になりますので、執刀することになるでしょう。
 外来において大切にしていることは、患者さんに手術が必要か否かを判断し、その理由を患者さん自身が安心して受け入れられるまで説明することです。また、手術医として一番気を使っているのは、手術中の患者さんのわずかな変化を見逃さないことです。手術が安全に成功した瞬間はやりがいを感じますが、すぐに術後の合併症リスクやその他トラブルに備える方に頭が切り替わってしまいますね。やっとひと段落ついた気持ちになれるのは、患者さんが退院した時でしょう。
 現在の目標は、専門医の資格をすべて取得することです。取得したものすべてをずっと維持できるとは思いませんが、将来の開業の可能性を考えると、いくつかの専門的なスキルを証明するライセンスは絶対必要。好きなもの、嫌いなものもありますが、取得するまでやってみて得意・不得意を見極めるつもりです。症例数は心配ないでしょうから、あとは勉強する時間の確保が課題。週1回の勉強や自己研さんのための研修日をうまく活用して、残り5つを早く取得したいですね。

主治医制とチーム主治医制の混合体制でワークライフバランスを実現

主治医制とチーム主治医制の混合体制でワークライフバランスを実現

 働きやすさのひとつとして、スタッフが優秀でそれを活かす仕組みがとられていることもあげられます。看護師さんはもちろん、クラークさんがとても優秀。保険関係の資料作成のほか、各種検査のオーダーもしてくれますし、電子カルテの入力も行ってくれて、本当に助かっています。
 また、ワークライフバランスを取りやすいというのが、この病院のよさ。医師の体制、休日制度、学会発表時の出張扱いなど、制度・環境が整っています。
 主治医制とチーム主治医制を合わせたような医師の体制を導入していますので、24時間365日オンコールということもありません。シフトも柔軟で、病院側がサポートしてくれますので、有給と合わせて2連休も可能。若手からベテランのドクターまで丸1日病院から拘束されないオフの日を取ることができます。そのため、患者さんにとってマイナスになる医師の過重労働もありません。それは、川崎幸病院、川崎幸クリニックでも同じです。
 院長の関川先生を筆頭に、親切で丁寧に教えてくれる指導医が多く、最先端の症例経験を適切なペースで積める病院ですので、私のように専門医取得を目指す医師には非常におすすめです。また、医師同志はプライベートでも仲が良く、スキーやゴルフなど年に数回は一緒にスポーツを楽しむ関係です。オンオフの切り替えがはっきりしているこの病院は私に合っていると思います。

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※2015年9月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございますので、予めご了承ください。

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