社会医療法人 鴻仁会 岡山中央病院

チームでの診療を『制度』だけでなく
『風土』として確立。
プロフェッショナルとして
力を発揮できる環境を。

早くから地域医療支援病院として、質の高い医療で地域に貢献してきた岡山中央病院。院長の岡部亨氏、および診療部長の前原信直氏に、同院における地域医療の実際と、同院が目指す、チームとして医師が働きやすい環境づくりについて聞いた。

岡部 亨
院長
1988年/川崎医科大学医学部卒業
1992年/岡山中央病院入職
2003年より現職

岡部 亨氏

前原 信直
診療部長
1995年/川崎医科大学医学部卒業
2003年/岡山中央病院入職
2011年より現職

前原 信直氏

地域医療支援病院として、
救急から慢性期まで貢献

1957年の設立以来、地域医療の中核としての役割を果たしてきた岡山中央病院。2001年3月には民間病院として全国初となる地域医療支援病院の承認を受けるなど、さらにその機能を充実させてきた。

「開業当初から診療を行っている泌尿器科と産婦人科は、現在も当院の柱として高い評価を得ています。また救急科も確立し、2次救急を中心に一部3次まで対応しています。さらに外科、内科の各科も成長してきており、地域に貢献できる医療の幅が広がっています」と語る院長の岡部氏。同氏が中心となって救急科を立ち上げるなど、病院として各種機能の構築に積極的だ。

「2012年には放射線がん治療センターを開設しました。また高齢化社会における慢性期医療のニーズに応える体制の充実も推進。既に法人内の関連病院にリハビリテーション病棟、緩和ケア病棟、透析センターがあり、当院の後方病院として機能しています。さらに地域の回復期、慢性期の病院やクリニック、各種施設と連携し、“急性期の後”まで含めたトータルな地域医療の“扇の要”となることを目指しています」

高い専門性と先進の設備で
地域の医療ニーズに応える

地域医療支援病院である岡山中央病院には、現在100件を超える登録医がおり、来院する患者の比率は、そうした登録医からの紹介が8割を超える。コモンディジーズ以外の症例を担う岡山中央病院には、より専門性が求められることになる。そのための先進医療の整備も着実に図られている。

「例えば放射線がん治療センターにIMRT機能を備えた高精度放射線治療装置(Vero4DRT)を導入。また当院には結石の破砕室があり、ESWL(体外衝撃波砕石術)を実施するなど、今後よりニーズが高まるであろう、低侵襲な治療環境も用意しています」と語る岡部氏。

一方、地域医療支援病院においては、高い診断能力が欠かせない。同院では、CT、MRI、RI等の先進の診断機器を備えている。そして医師、スタッフが多くの症例を重ねて技量を磨き、地域の期待に応えていると語るのは診療部長の前原氏だ。

「当院では24時間365日、登録医からの画像診断依頼を受け付けています。時間外や休日も柔軟に対応することで、患者さんにはいち早く診断結果をお知らせでき、少しでも早く適切に治療を施せます。日々、患者さんと向き合っている登録医にとって、まず、頼れる存在であることを目指しています」

情報共有の徹底で、
休暇も取得しやすい環境

前原氏は放射線科において画像診断に取り組んでおり、IVRや透析シャントPTAを専門としている。

「画像診断への柔軟な対応は技師の力によるところも大きく、スタッフがチームとして機能していることの表れでしょう。これは病院全体でも同様ですし、医師同士の科を越えてのチームワークも、当院では確立していると思います」

岡山中央病院において紹介患者は、まず地域支援相談室が窓口となり、ここで診療の予約がされる。その際、いわゆるトリアージが行われる。

「患者さんの症状に応じて各科の医師に振り分けをしますが、一人の医師に負担がかかりそうな場合は、その時点で比較的余裕のある医師がフォローに回ります。これは救急の場合も同様で、救急科で処置をした患者さんの、その後の担当を決める際にも各医師の負担を考慮します」と語る前原氏。さらに、“主治医”という形はあるが、チームとして徹底的な情報共有を行い、主治医でなくともその患者のことがわかっている状態を創出している。ちなみに同院にはリフレッシュ休暇制度があるが、こうした仕組みにより、医師が休暇を取りやすい環境となっているという。

「何より“お互いさま”という風土が確立されており、制度はあるが利用しにくい、ということはなく、例えば子育て世代の医師に対しても勤務時間や日数を調整するなど、柔軟に対応しています。医師同士、またスタッフとの垣根は極めて低く、居心地のよい環境だと思います」

使命感を持って、楽しく
日々の仕事への取り組みを

「地域柄、当院の医師は岡山大学や川崎医科大学の出身者が多いですが、学閥意識は全くなく、また診療科の壁も低く、気軽になんでも話し合える職場です」と岡部氏も前原氏の言葉を裏付ける。

「いち早く地域医療支援病院に承認されたこともあり、医師、スタッフ共に地域医療に対する意識は高く、大きな使命感を持って取り組んでいます」という岡部氏。同院の医師が講師となり、地域の開業医に対しての研修プログラムも定期的に実施。顔の見える関係を築くことで、紹介や逆紹介などの連携による機能分担をよりスムーズにし、地域全体として患者を診ていくことを目指している。その理由を岡部氏は次のように語る。

「機能分化することで、自分たちの役割に専念することができます。その役割においてはプロフェッショナルとして、各自が確実に力を発揮していくことが重要です。当院には医師同士がチームとして『一緒に仕事がしたい』と思えるような関係を築くことで、力を発揮しやすい風土があります。地域医療に使命感を持ち、かつ楽しく仕事がしたいという医師の期待にも応えられるでしょう」

64MDCT

ESWL:結石破砕装置(LITHOSTAR Multiline)

血管造影検査装置

Vero4DRT:高精度放射線治療装置

DATA

  • 社会医療法人 鴻仁会 岡山中央病院
正式名称 社会医療法人 鴻仁会 岡山中央病院
募集科目 内科、消化器内科、循環器内科、外科、脳神経外科、救急、緩和ケア
給与 年収1,000万円~1,800万円 スキル、経験により優遇
業務内容 外来対応、病棟管理、検査対応等
経験 不問
勤務日数 週5~5.5日
当直 相談可能
勤務時間 日勤8:30~17:00 土曜日8:30~12:30
休日 日・祝日 隔週土曜日 リフレッシュ休暇年3日
待遇 社保完備、学会参加費援助(規定あり) 退職金(確定拠出年金)
勤務地 岡山県岡山市北区伊島北町6-3
交通 JR山陽新幹線「岡山」駅から車で約10分、山陽自動車道「岡山I.C.」より車で約5分、岡山空港より車で約20分
TEL:
086-252-3224
HP:
http://www.kohjin.ne.jp/