医療法人悠明会 在宅支援いむらクリニック

介護をサポートする“寄り添う医療”で、
地域での暮らしをトータルに支える

介護施設入所者を中心に訪問診療等を行い、その生活を医療面からサポートしている在宅支援いむらクリニック。
有床診療所でもあるメリットを最大限に活用し、地域医療をトータルに支えている。
理事長・院長の井村龍麿氏に、医師が地域に対して果たす役割と、手応えについて聞いた。

井村 龍麿
理事長・院長
◎2001年/関西医科大学医学部 卒業 みさと健和病院内科、奈良県立医科大学消化器総合外科、済生会奈良病院外科、星ヶ丘厚生年金病院外科での勤務を経て、2007年に郡山いむらクリニック、2012年には在宅支援いむらクリニックを開設
●日本在宅医学会指導医、日本プライマリ・ケア連合学会認定 家庭医療専門医、日本ホスピス緩和ケア協会、日本ホスピス・在宅ケア研究会、日本緩和医療学会、日本外科学会

井村 龍麿氏

有床診療所の機能を活かし
医療と福祉の連携を緊密にする

医療法人 悠明会 在宅支援いむらクリニックは、グループ内に介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、グループホーム等、複数の福祉施設をもち、主に、それらの施設入所者を中心とした訪問診療、さらには外来診療、入院治療を行なっている。同クリニックが有床診療所としての機能も備えていることには、医療と福祉の連携を緊密にし、より本質的な地域医療に取り組みたいという、井村氏の地域医療へのこだわりが表れている。

「高齢化が進む地域医療の現場では、介護や看護、リハビリといったケアの部分に、より力を注ぐ必要性が高まっています。その際、当クリニックでは気軽に入院できる有床診療所であることによって、医師が医療面から福祉をトータルにサポートすることが可能となり、ご家族や施設スタッフの負担も軽減されるのです」

同クリニックの病床は19床。レスパイトを含めた在宅支援および緩和ケアを柱として活用されている。

「療養病床とは異なり、慢性期で医療依存度の高い患者さんは受け入れてはいませんが、少し医療的なサポートを加えることで、より質の高い生活を送っていただける患者さんもいます。また、お看取りが家庭や施設で難しい場合など、遠慮なくご相談いただき、受け入れを行なっています。現在、当クリニックで継続的に診療している患者さんの内、約半数をご自宅や施設で、残りの半数を病床にてお看取りしているというイメージです」

ケアを主眼とした医療を目指し
地域での生活の質を高める

当初は消化器外科医として『完治を目指す医療』に取り組んでいたという井村氏。一方、同氏の父と兄がすでに介護施設を経営しており、そこで必要とされている医療を身近で知ることで、介護を支える医療の重要性を認識したと語る。

「完治とは異なるゴールを目指す医療、地域における生活をサポートする医療の存在と、その必要性を肌で感じることができました。そこで、治療方針などを医療側が決めつけるのではなく、患者さんやご家族としっかりとコミュニケーションをとって生活の質を高めていく、ケアを主眼とした“寄り添う医療”に、本格的に取り組もうと決心しました」

同氏は2007年に奈良県大和郡山市に開業。現在、医療法人としては計3つのクリニックと訪問看護ステーションを運営、各種福祉施設とも連携し、地域医療を推進している。

施設への訪問診療からスムーズに
在宅医療のスキルを磨ける環境

今回は、医療の質をさらに高めていくために、“寄り添う医療”に共感し、取り組んでくれる医師を募りたいと語る井村氏。

「まずは、施設入所者の医療面からのサポートを担当してほしいと考えています。現在、施設で生活する約500名の患者さんへの訪問診療を行っていますが、施設スタッフの協力もあり、在宅医療の経験のない医師であっても、ご自宅への訪問診療に比べ、スムーズに入っていくことが可能です。また、訪問にあたっては、ドライバー、看護師、各種手続きを行う相談員も同行し、チームとして行いますので、医師は診療に専念できる体制です」

自宅、施設を問わず訪問診療で重要なのは、家族や施設スタッフとしっかりとコミュニケーションをとりながら、医療側に何が求められているのかを把握し、クリニックとしてできることを遂行、さらに他の医療機関の協力が必要な場合はコーディネートしていくことだと語る井村氏。泌尿器科や眼科など、地域の専門医とも連携を取り、チームを構成して、地域全体として病院の機能を備え、患者が最後まで住み慣れた場所で過ごせる環境作りの中核的存在を目指しているという。

「一つひとつのご家族に“ストーリー”があります。そのストーリーに沿って、何をゴールに治療していくのか、あるいは入院していただくのか、異なる選択をしていくことになります。訪問診療に関しては、未経験の方には少なくとも半年間はかけて、徐々に慣れていただく考えです。また、チームとして医療に取り組む中で、様々な専門分野を持った医師や、多職種のスタッフと触れ合う機会も数多くありますので、在宅医療に関わる幅広い知識を大いに学び、経験を積んで、スキルを磨ける環境にあると思います」

確かなグループの基盤のもと、
医師が次のステージを見つける場所に

今回の医師募集では、意欲があれば、関連クリニックの院長、副院長というポストも用意し、存分に腕を振るってもらいたいという井村氏。

「私のパートナーとして、ともにより質の高い地域医療の実現に挑戦してくれる医師が参加してくれれば嬉しいですね。ここでスキルを磨いて、将来的には自身で開業したいという方も歓迎です。今後、在宅医療の臨床で得た成果を、地域や学会等で積極的に発信したいとも考えています。そうしたことに興味があれば、ともに取り組み、将来に向け、在宅医療の第一人者として存在感を示せるようなキャリアを積んでいただければと思います」

またグループ全体として、介護をめぐる環境改善のための外国人介護スタッフ育成や、海外における日本の地域ケアの形の拡大を目指すなど、様々な事業展開も行なっている。より幅広い視野で地域医療を考えたい、取り組みたいという医師にも大きな可能性を感じられるフィールドだ。

「次のステップを見つけたいという医師に、グループとしての基盤も活かし、様々な選択肢を用意しています。まずは何より、介護福祉の分野では基盤となる医療の質を維持することが重要です。患者さんやご家族に寄り添い、そのストーリに共感しながら、じっくりと地域医療に取り組む医師の存在が強く求められています」と語る井村氏。同クリニックは、今、求められる医療に挑戦する場として、魅力ある舞台となっている。

外来に対応する際の受付窓口

定期的に各職種が集まり「在宅会議」を実施

外来の診察室

外来および入院患者に処置を行う

訪問診療の際はドライバーも同行

入院を受け入れる際の病床

DATA

  • 医療法人悠明会 在宅支援いむらクリニック
正式名称 医療法人悠明会 在宅支援いむらクリニック
募集科目 内・訪問
給与 年収1,500万円〜1,800万円(税込) ※固定残業代は給与に含む。試用期間なし ※オンコール対応時手当は別途支給
業務内容 施設入所者の一貫した健康管理(外来・訪問・入院)
経験 不問
勤務日数 週5日
当直 なし
勤務時間 9:00〜17:00
休日 日祝日、年末年始休暇、夏季休暇
待遇 社保完備、学会参加一部補助、退職金有
勤務地 奈良県大和郡山市田中町728
交通 近畿日本鉄道橿原線「近鉄郡山駅」から車で約8分
TEL:
0743-55-0210
HP:
http://imura-clinic.jp/