新潟県厚生農業協同組合連合会 けいなん総合病院

妙高地域で必要とされる全人的医療を実践し
地域連携の中で新たな取り組みにも挑戦

外科、内科をはじめ地域に求められる幅広い診療科を持ち、一人の患者を一人の医師が診ていく全人的医療が同院の魅力。
加えてさまざまな改革を行い、診療体制も進化を続けている。

政二 文明
病院長
1980年新潟大学医学部卒業後、同学部内科学第一教室入局。新潟大学医学部附属病院(現:新潟大学医歯学総合病院)のほか、新潟県内や首都圏の関連病院で診療。1998年から10年近く新潟県立中央病院に勤務し、診療部長、副院長を歴任。2010年けいなん総合病院副院長に就任。2017年から現職。日本循環器学会循環器専門医など。

政二 文明氏

湯口 卓
外科部長
1992年富山医科薬科大学(現:富山大学)医学部卒業後、同学部外科学第二教室入局。1999年同大学院医学系研究科修了。同大附属病院、富山県内の関連病院のほか、新潟県や茨城県などの総合病院で診療。2016年から現職。日本外科学会外科専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。

湯口 卓氏

約80年の実績をベースに
新たな取り組みにも積極的

一人の患者の外来から入院診療まで、一人の医師がトータルに診る。そうした医療の原点ともいえる体制で診療しているのが、けいなん総合病院(妙高市)だ。1938年の開設以来、地域医療に特化してきた同院は、「生まれた土地で治療を受けたい」という住民の熱意に支えられ、診療を続けてきた。

以前から同院の副院長を務め、2017年に病院長に就任した政二文明氏は、医療者自身の家族も受診させたい病院がモットーだという。

「私の父が入院したときも高齢者医療に詳しい看護師の対応、細やかな気づかいなどのおかげで、本当に安心して預けられました。こうしたスタッフと一緒に働けるのは私にも励みになり、いい刺激になりますね」

そして同院で全人的に患者を診る喜びを感じ、楽しく仕事をしてほしいと政二氏。さらに病院運営には現場からの意見も生かしているという。

「当院は院長室近くに意見箱を設置していますが、収益性やモチベーションを向上させる提案、医療安全に貢献する施策など、スタッフがよく投稿してくれます。最近は在宅医療における栄養指導のように、病院外での地域連携のアイディアも増えています」

こうした意見から、在宅医療に尽力する地域の医療機関と協力し、同院NSTによる在宅栄養指導、褥瘡チームによる在宅ケアなども始まった。

「このほか行政が主催する月1回の認知症カフェにも協力し、当院内の一室を開催場所に提供しています。今後も地域に対して当院ができることを考え、積極的に実行したいですね」

地域のニーズも反映させ
より機動的な診療体制に移行

一方、2017年から同院は一般病床を170床から120床とし、より機動的な診療体制に移行(うち障害者病棟は以前と同数の60床)。現在は一つのフロアで内科、外科をはじめ全診療科の入院に対応している。

「隣接する市に高度急性期病院があり、長期療養の施設も当院併設の『はねうまの里』も含め増えています。そうした社会の変化にどう応えるかを検討し、より適した形に進化させたのです」

現在の体制になって病院の収益が改善傾向にあるのはもちろん、医師やスタッフも以前よりさらに生き生きと働いていると政二氏。

「今の当院に適した規模で診療できるからでしょう。診療内容はこれまでと同じで、健診や人間ドックで地域の皆さんの健康を支援し、年齢を問わず幅広い疾患を診ていくのは変わりません。29床の地域包括ケア病床では、急性期を脱した患者さんの回復期医療、リハビリも行っています」

また成人や高齢者は中等度までの急性期に対応し、非常勤を中心とした休日・夜間の救急も従来通りだ。

「こうした体制の中、必要としているのは総合診療を担う医師です。当院は全人的な診療が根づいているため、総合診療の経験がある方はやりやすいでしょうし、これから総合診療を学びたい方にも向いていると思います」

このほか高齢者の腰痛や骨折、冬季のスポーツ外傷が多く、整形外科も活躍の範囲は広いと政二氏はいう。

「面談時に勤務条件等を相談するのはもちろん、入職後も『もっとこうすれば働きやすい』『こんな治療を検討したい』など、希望があれば提案してほしいと思います。それぞれの強みをもとに当院を盛り立て、みんなで生き生きと仕事をしてもらいたいですね」

スタッフのレベルも高く
医師にとっても働きやすい環境

また、これまで延べ20以上の病院勤務を経験した外科部長の湯口卓氏は、同院での診療が最も充実していると語る。

「看護師やコメディカルとのチームワークは良好で、各自のスキルも高く、自分の業務に集中できて働きやすいですね。また私は全人的な医療が希望で、その点も当院と合っていました」

救急搬送のほか、地域の医療機関や施設から患者を紹介され、必要なら手術をして、ある程度元気になったら紹介元に戻す。こうした地域と連携した医療にやりがいを感じるという。

さらに診療面で力を発揮するだけでなく、今後の地域医療を守るため後進の育成も欠かせないと湯口氏は話す。

「私は医療現場が長く、当院でも多くの患者さんを担当しているため、手技には自信があります。その技術を若手医師も習得できるよう丁寧に教えたいですね。また私は麻酔科標榜医でもあり、ほかに執刀する医師がいるなら麻酔担当としてフォローもできます」

このほか全診療科が参加する症例検討会も考えたいと湯口氏。自分が担当した症例をさまざまな観点から検討してもらうのは、若手医師にとってまたとない勉強の機会となるからだ。

「紹介患者さんの症例を取り上げるときには、紹介元の医療機関も招いて検討に参加してもらうなど、教育面でも地域と密接に連携したいと考えています」

湯口氏は隣の富山県出身だが、自然豊かなこの地域は故郷のようで落ち着くのだという。

「春の新緑、夏の青空、秋の紅葉と美しい景色が身近で、お米もおいしくて、海の幸も山の幸も豊富なんです」

そうした自然の中を大型オートバイで走るのも楽しいと湯口氏。さらに新幹線で東京駅と約2時間で結ばれたメリットは大きく、単身で同院に赴任しても急用の際は診療後に首都圏に向かい、翌朝に戻ることも可能だ。診療面での手応えと、充実した暮らしが大いに期待できる環境といえるだろう。

院内2階からエントランスを臨む。1階には受付・会計などがある。

院内2階からエントランスを臨む。1階には受付・会計などがある。

CT、MRIなどの検査機器も充実している。

CT、MRIなどの検査機器も充実している。

豊かな自然が身近な「けいなん総合病院」は東京駅から約2時間

妙高山

妙高山

谷浜海水浴場

谷浜海水浴場

苗名滝

苗名滝

妙高杉ノ原スキー場

妙高杉ノ原スキー場

DATA

  • 新潟県厚生農業協同組合連合会 けいなん総合病院
正式名称 新潟県厚生農業協同組合連合会 けいなん総合病院
募集科目 内、整外 他
業務内容 外来対応・病棟管理・健診・手術・検査対応
経験 不問
給与 年収1,500万円~2,000万円(税込)
勤務日数 週5日
当直 あり
勤務時間 8:30~17:00
休日 土日祝日、夏期・年末年始、特別休暇、年次休暇等(厚生連内規程による)
待遇 社保完備、学会出張費用補助(厚生連内規程による)、通勤交通費、退職金など
病床数 120床(一般60床※地域包括ケア29床含む 障害60床)
診療科 内・外・小児・産婦・耳鼻・眼・整外・皮・泌など
交通 北陸新幹線上越妙高駅から車で約10分、えちごトキめき鉄道新井駅から徒歩10分
TEL:
0255-72-3161
HP:
http://keinansogo.jp/