医療法人社団橘光葉会 三条東病院

避けては通れない高齢者医療のフィールドに、
早くから専門的に取り組み“スタンダード”の確立を目指す

前身であるクリニックの時代を含め、約30年にわたり高齢者医療に取り組んできた三条東病院。
地域のニーズが高まる中、高齢者医療に関しては先駆的な存在である同院における医療環境を、林光輝理事長および榎本悟院長に聞いた。

林 光輝
理事長
◎1979年/杏林大学医学部卒業 杏林大学大学院医学研究科 ◎1981年/社会保険埼玉中央病院(現・埼玉メディカルセンター)
◎1985年/杏林大学医学部付属病院 ◎1990年/医療法人社団橘光葉会設立 理事就任 三条東病院開設 院長就任 ◎1997年/医療法人社団橘光葉会 理事長就任

林 光輝氏

榎本 悟
病院長
◎1974年/新潟大学医学部卒業 会津総合病院 ◎1979年/燕労災病院 ◎2003年/三条東病院 ◎2013年/三条東病院 院長就任

榎本 悟氏

医療と介護の両面からアプローチ。
認知症にも積極的に取り組む

三条東病院は医療療養病棟に120床、介護療養病棟に120床、さらにグループ内に100床の老健施設を有する、高齢者に特化した療養型の病院である。

「高齢者への対応では、医療と介護の線引きは非常に難しいものがあります。地域においては双方の機能を有した施設が必要。当院はそのニーズに応える形で体制を整えてきました」と理事長の林氏は語る。

「ここでは急性期とは質の異なる、高齢者にふさわしい介護と医療の提供を目指しています。ドクターの意識としては、『最期までお付き合いさせていただく』ということでしょうか。『看取り』にも重きを置き、高齢者医療に取り組んでいます」

同院では認知症についても積極的な取り組みを行っている。

「約2年前から、『ユマニチュード』のアプローチで様々な取り組みを行っています。例えば院内で定期的に認知症カフェを開き、患者さんやご家族、自分の将来に不安のある高齢者の方とともに、認知症への理解を深める場としています。また講習会も実施するなど、地域ぐるみでの取り組みの中心的役割を担っています。認知症専門医を中心に、各スタッフが積極的により質の高い認知症医療を目指しており、興味のあるドクターにとっては、多彩な経験を積める場になっていると思います」

週4日勤務、新幹線通勤も可能。
医師のワークライフバランスを重視

一方、高齢者は多病であり、様々な合併症例も少なくない。時には重症例への対応も必要となってくる。そうした際に、これまで専門性を培ってきたドクターが、そのスキルを活かせる場面も多いという。

「急性期医療においても、現在は患者さんが高齢者であることは少なくありません。つまり、高齢者医療はどんな医師も避けては通れないフィールドと言えるのです。しかもまだまだ奥が深い分野でもあります。例えばある症例に薬剤を投与する場合、既に小児科であれば、成人に比してどのくらいの分量が良いかはエビデンスがありますが、高齢者の場合、あるいは合併症がある場合はどうすれば良いかは、現場において手探りで行っている部分もあります。当院では早くから高齢者医療に特化して取り組んでいることもあり、多くの判断材料を蓄積していますが、さらに今後、様々な専門性を持った医師が、じっくりと高齢者医療に取り組むことにより見えてくる『高齢者医療のスタンダード』もできてくるのではないかと考えています」

同院では、週4日の勤務も可能であるなど、医師が一人一人の患者とじっくり向き合える環境も用意している。

「三条市は新幹線を利用すれば東京から約2時間の距離です。新幹線交通費も支給しますので、週4日の勤務体制を上手く活用してもらい、東京から通勤していただくことも可能です。また当地での生活拠点として、温泉付きのマンションも用意しています。落ち着いてじっくりと診療に取り組みたい医師、またニーズが高まりつつある高齢者医療に興味のある医師に、気軽にご相談いただきたいと思います」

急性期とは異なるゴールを
念頭に置いた医療を

「私は当院に入職するまでの20年以上、急性期医療を中心に取り組んできましたが、毎日、救急車のサイレンが鳴り止まない環境での業務を見直し、自身のワークライフバランスを考えたいと思っていました。じっくりと腰を落ち着けて医療に取り組める次のステップを模索していた折、縁があって当院を知り、入職を決めました」と語る同院院長の榎本氏。入職当初は急性期における医療と慢性期のそれとのギャップに、多少の戸惑いを覚えたという。

「急性期と慢性期の大きな違いは、目指すゴールの違いにあります。急性期においては病気や障害を治すことがゴール。一方慢性期においては、それらを上手にコントロールし、患者さんにとっても、ご家族にとっても満足のいく生活の質を維持することがゴールとなります。私自身それに気づく前は、患者さんの病状に変化があった際などは、『何かしなければいけない』と前のめりになっていた部分もありました。しかしターミナルの患者さんにとっての苦痛や負担となる医療行為を実施して良いかどうか、一旦立ち止まって考えることも必要です。そしてその判断は、急性期医療の場合は医師が決定することがほとんどですが、ここでは看護師や薬剤師、栄養士、介護士等、チームとして一人の患者さんを支えていますので、各スタッフとしっかりとコミュニケーションを取って、方向性を決定していくことが重要なのです」

専門性も活かしつつ、
じっくりと患者や家族と向き合う

単に傷病を治すだけではない医療。榎本氏はそこに、もう一つの医師としてのやりがいを見いだすことができたと語る。

「例えば看取りの問題。急性期医療においても看取る場合はありましたが、そこにあったのは医師としての敗北感でした。しかしここでは、患者さん本人やご家族とじっくりと向き合い、その意思を尊重しつつ、可能な限り苦痛のない、充実した最後の時間を過ごしていただくことを目指しています。その末の看取りということには、無事、人生の着陸をさせてあげられたという達成感すら覚えることもあります」

榎本氏は消化器内科が専門で、内視鏡による胃瘻の交換等は他病院に任せることなく自院で行っているという。

「もし、これまで培ってきた専門性を活かし、院内でやりたい医療があれば、実施可能な場合もあります。様々な専門性を持った医師が在籍しており、私自身、循環器専門の先生にコンサルテーションをお願いすることもあります。専門性を活かししつつ、高齢者医療に挑戦したいというドクターにも、やりがいのある環境だと思います」

もともと東京出身だが、大学時代から当地新潟県に暮らしている榎本氏。

「自然豊かで、ウィンタースポーツが好きな方なら、魅力的でしょう。私は山歩きが趣味なのですが、冬もスノーシューを履いての冬山歩きを楽しんでいます。また、新幹線を使えば都心部からのアクセスも便利ですし、三条市はちょうど良い大きさの街で、生活環境もとても快適です。じっくりと医療に取り組める環境を次のステップと考えている医師には、ぜひ注目してほしいですね」

三条市は豊かな自然を身近にし
潤いある暮らしが可能

三条東病院がある新潟県三条市は、新幹線で東京から2時間弱。周辺は山や川などの豊かな自然があり、レジャー施設も整備されていて、子育て世代が家族で楽しめる環境となっている。

名勝・八木ヶ鼻にあるオートキャンプ場

名勝・八木ヶ鼻にあるオートキャンプ場

写真左/中浦ヒメサユリ森林公園 写真右/ウォータープレイかわせみ

写真左/中浦ヒメサユリ森林公園 写真右/ウォータープレイかわせみ
写真提供 : 三条市

DATA

  • 医療法人社団橘光葉会 三条東病院
正式名称 医療法人社団橘光葉会 三条東病院
募集科目
業務内容 病院外来・病棟管理・当直業務
経験 不問 ※在宅医療、認知症に興味のある方歓迎
給与 年収1,600万円~2,000万円(税込) ※当直料3万円別途支給
勤務日数 週4日
当直 応相談可能
勤務時間 9:00~17:00
休日 土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始、夏期休暇
待遇 社保完備、学会参加費補助、交通費全額支給(東京駅から新幹線(約2時間)通勤も可能)、温泉付きマンション貸与、医局個室完備
勤務地 新潟県三条市北入蔵2-17-27
交通 JR上越新幹線「燕三条」駅から車で約15分 JR信越本線「東三条」駅から徒歩10分
週1日~3日の非常勤医も同時募集
TEL:
0256-38-1133
HP:
http://tachibanakoyokai.or.jp/higashi/