藤和グループ

どこに住んでいても最良の医療を最短で受けられる環境を。
“やさしさに出会う医療”で地域医療を支え続ける

1977年に設立した東邦病院に始まり、今や10法人165の事業体で地域の人々の暮らしを支える藤和グループ。
高齢化や医療の偏在という地域が抱える問題に取り組みつつ、発展を続けてきた。
グループの4つの病院では、患者だけではなく医師にもやさしい環境を整え、長く自分らしく働ける職場づくりが行われている。

駒井 實
藤和グループ代表/医療法人社団三思会 理事長
◎1968年/群馬大学医学部卒業 ◎1968年/桐生厚生総合病院勤務 ◎1977年/医療法人社団三思会 東邦病院開院 理事長兼院長就任 ◎1981年/医療法人社団醫光会 駒井病院開院 ◎1987年/医療法人社団三思会 くすの木病院開院(旧島田記念病院) ◎2000年/医療法人社団醫光会 おうら病院開院(旧新邑楽病院)

駒井 實氏

多様なサービスの提供で
“やさしさに出会う医療”を実践

群馬県では、多くの他府県同様に施設も人も都市部に集中し、周辺地域では医療過疎という、医療の偏在が切実な問題となっている。

「都市部と周辺部で病気の発生率に違いはなく、どんな地域でも同じように病気やケガは発生します。ですから、どこに住んでいても最良の医療を最短の時間で受けられるべきで、地域によって医療の格差があってはならないのです」と語るのは、藤和グループ代表の駒井實氏だ。

藤和グループは10の法人を擁し、群馬県南部地域を中心に、4つの病院、3つのクリニック、介護老人保健施設、老人ホーム、グループホーム、通所・居宅サービス、健康診断、給配食等で、幅広い医療・介護サービスを提供している。各施設同士が連携し、グループである強みを最大限に活かして、地域医療の問題解消を目指し努力を続けてきた。

同グループの病院部門に属するのは、急性期から慢性期まで対応し、最新の医療機器で高度な治療を行う「医療法人社団三思会」の東邦病院・くすの木病院、高齢者医療に重点を置き、きめ細やかな医療を提供する「医療法人社団醫光会」の駒井病院・おうら病院の4院だ。

「私たちの病院に共通する理念は“やさしさに出会う医療”の実践。個々の患者さんを尊重し、その心に寄り添い、真心を込めてその方に最適な治療を行っています。“病気”を診るのではなく、病気になった人である“病人”を診るのが当グループの病院なのです」

80床の病院が大きく成長したのは
“人”との繋がりと“人”の力のお陰

駒井氏が最初に設立したのは東邦病院。1977年の設立当時は80床の小さな病院で、まだ珍しかった土・日曜診療等を行い、地域のための医療に力を入れてきた。1985年には405床に増床、その後、ケアミックス病院となり、現在では急性期から慢性期、緩和ケアまで診られる病院となった。この順調な成長について、駒井氏は決して意図したわけではなく、「医師として、自分がやりたいこと、やるべきことに注力した結果」と語る。

また、次第に診療科が増え、施設が拡大し、様々な機器を備えるに至ったのも自身の力だけではない、と言う。

「地域の人々に望まれたということもありますが、一番大きかったのはこの場所で新しい医療を提供したい、新しい科をつくりたい、という医師たちが来てくれたこと。“人”との繋がりのお陰です」

県内有数の規模を誇る透析センターをつくり充実させることができたのも、県内の民間病院でいち早くPETを導入したのも、そういった医師たちの“人”の力があってこそだと、駒井氏。

「ですから、現在当グループ4院にない科を“新たにつくりたい、責任を持って任せてほしい”と言ってくださる医師がいれば大歓迎です。ぜひ、当院で目指す医療を実現していただきたい」

多様なグループだから可能となる
柔軟な働き方と学べる環境

藤和グループでは、医師の働き方にもグループの強みが活かされている。

「当グループには病院、クリニックだけではなく介護老人保健施設や訪問看護ステーション等もあり、急性期から在宅・緩和ケアまで携わることができます。しかも、若い時には急性期医療の最前線に携わり、年を重ねてからはグループ内で移動して患者さんとじっくり向き合う医療を行う、というように、働き方を途中で変えることも可能なのです。腰を据えて長く医療に関わりたいという医師にとって、働きやすい環境です」

グループ内の横の繋がりも強いため、医師の勉強会や、情報交換も盛んだ。群馬県内は車での移動が便利なため、病院を越えて他科の見学に行くこともたやすい。また、症例数が多く、機器も揃っており、学会等への参加も奨励していることから、若手の医師にとっては学ぶ機会が多く、中堅医師が活躍する場も十分にある。学びたい、自分の力を発揮し活躍したい医師には最適の場だ。

医師を支えるスタッフの教育にも力を入れており、スタッフとの連携やコミュニケーションも良く取れていると言う。

「当グループでは、しっかりとしたスタッフ教育のシステムを構築しており、各スタッフは常にプロ意識を持って仕事にあたっています。そうした部分も、医師の働きやすさにつながっています」と駒井氏は語る。

医師にとってもやさしさのある
長く働ける職場づくりを大切に

“人”に対する“やさしさ”を大切にする同グループでは、働く医師にとってもやさしい環境づくりを行う。出産・育児休暇の取得、復帰後の勤務にもフレキシブルに対応。例えば東邦病院内には24時間保育の施設があり、子育て中でも安心して働くことができる。親の介護をしながら働く医師も在籍しているという。

「人生には変化がつきもの。しかし、大きな変化に直面した場合でも医療をあきらめないでいただきたいのです。そのための体制づくりは私たちにとって大きな命題と捉え取り組んでいます。“自分が目指す医療を実現でき、かつ忙しすぎず、プライベートも大切にできる”、そんな長く働ける職場づくりを目指しています」と駒井氏。

働く人の意見を汲み上げ福利厚生等に反映することもしばしばあり、東邦病院内には職員専用のエステやマッサージのサロンを開設したという。

「病院の医療の質は、そこで働く医師の資質によって大きく左右されるもの。私が理想とする医師は、患者さんに対して責任を持って医療を提供し、医師として常に成長を考え、自分のプライベートも大切にする人。そんな医師と共に、私も病院も成長していきたいと思っています」

医療法人社団三思会 くすの木病院

急性期から在宅へ向けて、地域完結型医療を提供。RI、CT、MRIの他、PET検査設備を備え、脳疾患・心臓疾患やがん等の高度な診断等も行う。

許可病床数214床
(一般80床、療養54床、回復期リハ40床、地域包括40床)、透析41台

●所在地 : 群馬県藤岡市藤岡 607-22 TEL.0274-24-3111 (代)

医療法人社団醫光会 おうら病院

高齢化や生活習慣病に対応し、一般内科の他にも消化器内科、アレルギー科、呼吸器科、リウマチ科、循環器内科、人工透析内科等を有する。

許可病床数80床
(一般39床、療養41床)、透析45台

●所在地 : 群馬県邑楽郡邑楽町篠塚 3233-1 TEL.0276-88-5678 (代)

医療法人社団三思会 東邦病院

地域医療サービスの向上を目指し、きめ細やかな治療を行っている。大規模な透析センター、充実したリハビリテーションセンター、多彩な医療機器等を備える。

許可病床数443床
(一般150床、療養164床、回復期リハ58床、地域包括50床、緩和ケア21床)、透析126台

●所在地 : 群馬県みどり市笠懸町阿左美 1155 TEL.0277-76-6311 (代)

医療法人社団醫光会 駒井病院

療養型病院として日本医療機能評価機構に認定されている県内でも数少ない病院。一般内科診療の他、急性期治療、透析、認知症、うつ病等の精神疾患の診療を行う。

許可病床数100床
(療養88床、地域包括12床)、透析48台

●所在地 : 群馬県高崎市矢島町 449-2 TEL.027-352-6212 (代)

DATA

TEL:
027-350-8600
HP:
http://www.tohwa-gp.com/