株式会社コンパス

開業を考えるなら
クリニックの設計・施工を“専門科”とする
実績、ノウハウともに豊富なプロ集団

長渡 和久
代表取締役
◎1995年/神戸芸術工科大学大学院芸術工学研究科修士課程総合デザインコース修了

(株)近畿総合装飾入社 ◎1997年/関連会社の(株)コンパスに移籍、同社を医療建築専門会社に業態変更 ◎2008年/(株)近畿総合装飾および(株)コンパスの代表取締役に就任 ■一級建築士、福祉住環境コーディネーター 開業セミナーや講演も多数

長渡 和久氏

600件を超える実績から導き出された『基本』

株式会社コンパスは約20年前からクリニック設計・施工を手がけ、これまでにテナント型(ビル診療)を中心に約600件の実績を有する、クリニックに特化した設計・施工会社だ。その豊富な経験から、クリニック設計にはしっかりとしたノウハウが必要であると強調するのが、同社の代表取締役・長渡和久氏である。

「書店に並ぶクリニック設計の書籍等で取り上げられている事例の多くは、大規模なものであったり、少し特殊なデザインであったりすることが多いように思います。しかし私が出会ったほとんどの先生方が望んでいらっしゃったのは、20〜60坪程度の規模で、デザインも特殊ではない(奇をてらわない)メンテナンス性が考えられたクリニックでした。また、そうした書籍等では、クリニック設計と病院設計が同じような考え方で書かれています。両者は規模も機能も根本的に違います。これらの違いをしっかりと認識し、クリニック設計の『基本』を押さえていなければ、出来上がったクリニックが使いにくかったり、ムダが多かったりし、結果、ランニングコストが余計にかかってしまう場合もあるのです」

自身の経験や目にしてきた数々の事例を踏まえ、クリニック設計はその専門業者に任せるべきだと語る長渡氏。

「医師免許がそれひとつで内科・外科・眼科・耳鼻科などを診療することが可能なように、建築士免許も住宅や店舗、さらには医療や介護といった区分なく、すべての用途の設計をすることが可能です。クリニック専門でない業者は、その分野の経験が少ないということになります。診療科目の専門分野同様、クリニックの設計・施工は専門業者に依頼した方が安心ではないでしょうか」

図1. 分担を前提とした病院や大規模クリニックの考え方

分担を前提とした病院や大規模クリニックの考え方 図

図2. 兼務を前提とした小規模クリニックの考え方

兼務を前提とした小規模クリニックの考え方 図

テナントから戸建てまで設計・施工の一貫体制

例えば病院とクリニックとでは、プランニングにどのような違いがあるのだろうか。長渡氏に聞いた。

「病院や大規模なクリニックでは看護師、技師、事務とそれぞれの業務を各スタッフが分業し“部分把握の視点” で働いています。一方、小規模のクリニックでは、看護師が受付業務を行うなど、少人数のスタッフが兼務する場合が少なくありません。既刊の書籍でよく見かける図1のような概念図は、各室を廊下で繋ぐという発想のもので、これをもとに設計すると病院のようになってしまい、兼務の多いクリニックには使いにくくなってしまいます。一方、図2は小規模クリニック設計のための概念図です。各機能を線で繋ぐのではなく面で重ね、各室を極力離さず配置し兼務を容易にしています。このような概念で設計すれば、業務の効率化も図れ、スタッフの人数を抑えることも可能です」

現在コンパスでは、テナントのみならず、設計・施工の一貫体制にこだわり、一戸建てのクリニックまで請け負っている。

「設計と施工を分離するという考え方もあります。これも例えですが、手術の方針や術式を決める医師と、実際に執刀する医師が異なるというのはどうでしょう。責任の所在が不明確になったり、いつものチームがやっていたら気づけたミスに気づかなかったり。そこにはリスクが生じてしまいます。私たちは専門家として、経験豊富なチームでニーズに応えていくためにも、お引き渡し後のメンテナンスやご相談に対して設計者・施工者という分けた対応をしないためにも、設計・施工の一貫体制で業務を行っています」

蓄積したノウハウを活かしセカンドオピニオンも実施

また同社では蓄積したノウハウを、開業を考える医師に活かしてほしいと、有料による『セカンドオピニオン』事業を行っている。

「これは他社で進行中の図面を、弊社の専門的視点から診断を行うものです。『いま進めているクリニック設計は本当に大丈夫だろうか』とご相談をいただくことが多く、それにお応えするために開始したサービスです」と語る長渡氏。既に他社で設計図は上がっているものの、その図面で進めてよいか判断がつきにくい、という医師らが利用しているという。

経年変化やメンテナンスを考慮しディテールにこだわり仕様を決定

コンパスでは設計前はもちろん、竣工後も顧客へのアフターフォローを丁寧に行っている。そこから得られる情報が、また次の設計・施工に活かされていると、業務管理および営業部門を統括する専務取締役の長渡武史氏は語る。

「20年前に手がけさせていただいたクリニックを含め、多くのクリニックに今もお伺いしています。その中で、5年、10年と経つと、どの部分が経年劣化し、メンテナンス依頼が多くなるのか、また実際の使い勝手やお掃除のしやすさはどうかなど、先生やスタッフの方の貴重な声に耳を傾け、そこで蓄積した情報を次の設計のディテールに活かしています。独自にブラッシュアップしたアイテムもあり、例えば日々多くの患者様が開閉される診察室の扉(多いクリニックで1日に約400回)は、軽くて丈夫なものに。また照明や空調機等の設備も耐久性があり、かつメンテナンス性の良い仕様を採用しています」

パートナーとして、その医師だけのクリニックを

コンパスでは開業を考える医師と対話を重ねる所から、クリニックの設計を始めると長渡専務は語る。開業を考える医師の多くは、その時点では勤務医が多いため、前述の通り、“病院的概念”を持つ医師も多いという。

「医師であると同時に経営者としての視点も必要な“クリニック的概念”をお伝えしつつ、先生の医療方針や経営方針、将来への構想をお伺いしていきます。打ち合わせでは実際の使い勝手やコスト対効果の面も話し合っていきますが、無形である“想い”を有形の“設計物・現場”へと創造していくこの仕事は、医師にとっての大切なパートナーにならなければ実現できません。ですから時には、先生の故郷や学生時代のエピソード、趣味、そしてご家族の事でも話題が膨らむことがあります。その中で、先生の夢や想い、パーソナリティを実感し、私たちがより良いと考えるプランと融合させることによって、そのドクターだけのクリニックを創ることがに繋げています。その結果、同じ形の区画に同じ診療科の医師が開業することになっても、同じプラン、同じデザインになることはありません」

開業後、クリニックに訪れた際に打ち合わせをしていた頃の昔話になり、盛り上がることも多いと笑顔で語る長渡専務だ。

長渡 武史
専務取締役
2000年 大阪学院大学経営学部卒業。その後、陸上自衛隊に入隊。2006年(株)コンパスに入社。営業・管理業務を統括し、専門家の視点でトータルなアドバイスを行う。 ■一級施工管理技士

長渡 武史氏

(株)コンパスが手がけた一戸建てクリニック「箕面の森 整形外科クリニック」。街との関係性も重視し、植栽を配置。中庭を設け、院内もオープンカフェのように外部を取り込み、自然の光や風による心地よさを創出している。(大阪府箕面市 2015年2月OPEN)

クリニックの設計・施工を“専門科”とするプロフェッショナル集団であるコンパス。若いスタッフも多く在籍し、新しい感性も息づいている。少数精鋭で、小さなことでも気軽に相談できる雰囲気。開業に興味のある方は、コンタクトを取ってみてはいかがだろうか。

DATA

正式名称 株式会社コンパス
建設工事業 大阪府知事許可(特27)第26693号
一級建築士事務所 大阪府知事登録(ハ)第21842号
建設工事業 大阪府知事許可(特27)第26693号
本社 〒560-0034 大阪府豊中市蛍池南町1-19-20
TEL:
06-6845-0306
HP:
http://www.compass-co.com