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厚生労働省が2010年に実施した「病院等における必要医師数実態調査」より、非常勤の必要医師数(週当たり延べ勤務時間数を40時間で除して換算)を見てみると、全国の非常勤の必要医師数1628.4人中、京都府は78.7人。全体の4.833%を占め、全国で多い順に5番目、関西エリア内で2番目の数値となっています(ちなみに全国で最も多いのは、東京都189.3人〈11.625%〉、最も少ないのは岩手県3.0人〈0.002%〉)。 二次医療圏別に見てみると、京都・乙訓が65.9人と飛び抜けて多く、続く山城北8.9人、山城南2.0人を大きく引き離しています。 なお調査時点で二次医療圏6に対し、2つの地域で非常勤医師の募集がありませんでした。需要は京都・乙訓に一極集中していると言えそうです。

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高給与求人

  • 京都府のアルバイト求人は、時給換算で約8800円が平均的な給与水準です。これは、関西エリアの平均約9000円、全国平均の約9600円を下回る水準となっています。厚生労働省の公式発表(2010年「病院等における必要医師数実態調査」)によると、京都府の求人理由で最も多かったのは「現員医師数の負担軽減(患者数が多い)」31.1%で、ついで「退職医師の補充」24.6%となっています。人材確保の必要はあるものの、ニーズの高さとは裏腹に、アルバイト求人枠の給与は低い水準で抑えられています。 しかし高額な求人がないわけではありません。京都府の時給換算給与額で、最も高いのは約1万4300円。全求人の47.6%は全国平均以上となっています(給与額はすべて2016年9月8日現在。リクルートドクターズキャリアに掲載されているアルバイト求人約5000件のデータ分析による)。

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